ダクト工事に有利な資格とは?

皆さんこんにちは。

埼玉県八潮市を拠点に、茨城、栃木、群馬、千葉、東京などでダクト工事を手掛けている株式会社慶和空調です。




■資格取得でもっと業務の幅が広がる!


私たち慶和空調が得意とする「ダクト工事」は、工場・病院・オフィス・店舗・一般住宅での給排気・排煙など、人が快適に生活を送るうえで非常に重要なダクトの取り付け・交換を行う工事です。


ダクト工事に携わるためには、必ずしも資格が必要な訳ではありません。しかし、国家資格を持つことで業務の幅が広がり、より仕事にやりがいも感じられるのも事実です。

今回は、ダクト工事にまつわる国家資格を紹介します。




■ダクト工事に関連する国家資格6選


私たちのようにダクト工事に携わる者には、室内の温度や湿度、気流などを正確に把握し、設置環境や使用用途に応じた配管レイアウトを設計することが求められます。

様々な専門知識を必要とする仕事ですが、ダクトや配管工事に関連する国家資格を取得すれば、必要な知識も身に着けられて一石二鳥です。




①管工事施工管理技士

ダクト工事における施工管理の統括者としての認定資格です。学科試験と実技試験があり、受験資格として現場での実務経験や指導・監督者としての経験が必要とされ、難易度も高くなっています。

2級取得者は中~小規模の工事現場の施工管理を、1級取得者にはより大規模かつ高度な現場の管理を行います。



②建築板金技能士

薄く平らな金属を加工し、ダクトに用いる板金を作る技能に対する認定資格です。実技試験は建築板金(1~3級)とダクト板金(1~2級)に分かれますが、それぞれ板金工具とはんだ付けを使用し、ダクトに短管を取り付ける実技試験があります。

資格保有者は、機械ではできない加工技術を身に付けているものとして、現場で活躍する機会が増えることが期待されます。



③工場板金技能士

薄く平らな板金を曲げる技能や、打ち出しで加工する技能に関する認定資格です。1級~3級まであり、それぞれ学科試験と実技試験をクリアする必要があります(「曲げ板金加工法」、「打出し板金加工法」、「機械板金加工法」、「数値制御タレットパンチプレス板金加工法 ※1級~2級のみ」から選択)。

工場板金技能士には、さらにランクが高い資格として、現場の工程管理・作業監督者が取得する「特級」が存在します。




④建築設備士

建築士に対し、空調・換気・給排水・電気といったアドバイスを行える資格です。

一次試験はマークシート式の学科試験、二次試験は「建築設備基本計画」の構築と「建築設備基本設計」の作図が出題されます。

2級の受験資格には実務経験を必要としませんが、より上位の資格である1級の受験時には4年以上の実務経験が求められます。



⑤空調給排水管理監督者

建物における空気環境調整、給排水管理、飲料水の水質検査の監督が行える国家資格です。

「建築物環境衛生制度」や「建築物の衛生的管理」といった内容の講習を受け、試験に合格すれば取得できます。2日間の講習会に参加すれば、ほぼ100%の受講生が取得できる易しい資格です。



⑥配管技能士

ダクトのような配管技能(管や継手、弁などを取り付ける)に関する認定資格です。

学科試験と実技試験からなり、選択科目の「建築配管作業(1級~3級)」、「プラント配管作業(1級~2級)」は級が上がるにつれて難易度も高くなっています。





■慶和空調はあなたの資格取得を支援します!


以上、ダクト工事に係る6つの資格を紹介しました。

埼玉県八潮市の慶和空調では、現在経験・未経験問わず一緒に働く仲間を募集しています。

弊社は採用者に対する資格取得の支援をしているのもポイント。実務で役立つ国家資格を持つことで、自身のスキルやキャリアを高めることができます。


ダクト工事職人としてのキャリアをスタートしたい方、資格や技術を身につけて長く活躍したいという方は、ぜひお気軽にご相談・ご応募ください。



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